galette des rois
先日長男の友人が東京来た際に、用意したガレット・デ・ロワ(galette des rois)。
近所では、名の知れた洋菓工房にお願いしていたのですが・・う〜ん・・
なんだかとっても優等生的な仕上がり。
・・もうちょっとワイルドでもええねんけどな・・。
日本のって、いろんなものが・・こんな感じ。
こじんまりおさまっていて・・ きっちり作られてて・・・ ええねんけど・・・
もうちょい遊び心あってもええんちゃう?
平均点でなくても・・・ せめて欲しいというか・・・
そんなこと思うのは・・私だけ??
ワクワク・ドキドキ・・誰が王様やねん😁
・・と「フェーブ」の行方で盛り上がる。
(「フェーブ」とは、仏語で空豆を意味する。
もともと、「フェーブ」は乾燥した豆を使っていたが、時代が変わり、
今では陶器製の可愛らしい人形が使われている。)
きっちり作り込まれすぎると・・ちょっと盛り上がりに欠けることもある。
・・例えば、本場フランスでは・・こんな感じ。
ざっくり、ダイナミック^^ 笑 日本のとは似て非なるもの。
・・でも、味は美味しい。
(日本のが不味いと言っているのではないのです)
本来のガレット・デ・ロワはフランスの 新年のお祝いに欠かせない伝統菓子で、 家族や仲間が集まる新年のパーティーで、ガレット・デ・ロワを囲んで、誰が「フェーブ」を当てるかで盛り上がる。
切り分けたガレット・デ・ロワの中からフェーブが出てきた人は、その日一日、王様(女王様)になれる。王様(女王様)になった人は王冠をかぶって、みんなから祝福される。
なんとも、子供じみてますが、そこはノリのいいラテン系のフランス人。家族や友達と集まって一年のはじまりにフェーブをめぐって大騒ぎ。フランスではこれを食べないと一年がはじまらない・・なんて輩が今でも多い。
食べるものは、誰と、どんな雰囲気で、どんな会話しながら食べるか。
その時の空気感も大切。
次の日、残って朝食時に食べても「昨日は楽しかった〜」って言いながら
思い出と一緒に、その時間を噛み締めながら食べるのも、またいい。
( 先日のパリ出張で訪問した友人宅で食したもの。やっぱりそこでも食後に盛り上がり、次の日の朝まで楽しみました。)
もー、みんなと同じでなくてもいい。優等生よりも、個性を伸ばして
その違いを楽しみたい!
そんな時代が、もうそこまで来てるかな・・・・・
0コメント