日本の美と技と粋 .. NJK編

今回のメゾンの目的の1つは、日本ブースのチェック。 いつかメゾンの出展・・を目指す潜在顧客さまのために 常に最新の情報と動向は把握しておきたい。 インテリアから雑貨まで、幅広く”今”を感じることは 既存のお客様へも、色々フィードバックできる。

そんな思いで一番興味のあるHall6の中盤に差しかかったところに・・・ そこがあった。


シンプルでミニマル。



目があって、頭をよぎったのは・・ 「鬼瓦権造」

(オレたちひょうきん族のビートたけしのキャラ)。

 味のある笑顔に引き寄せられるように、ブースの中へ入ってみた。

なんでこんな強面のおっさんがここに? しかも作業着のおっちゃんが? でも、なんとも言えない笑顔の表情に惹かれ・・・ 話に惹かれ・・製品のこだわりに惹かれ・・・

名刺交換してみたら、やっぱりここの代表取締役。 NJK

「JETROの人にも、パリやし、メゾンやから、スーツでパリッと来てくださって、言われましてんけどな」 大阪弁やんかいさ^^ 世界に羽ばたいてる大阪の町工場。 NJK−中島重久堂。

「まるで日本刀」と評される、その切れ味。 国内シェアは80%以上。

MoMA (ニューヨーク近代美術館)でも異例に売れ続け、欧米のコンセプト・ショップ

でも取り扱われる。


TSUNAGOも・・ここの商品だったんだ・・・。

・・そして、もっと驚いたのは・・・

ブースで挨拶した女性社員から・・・・

「村雲さんって、箕面市に住んでますか?」と。


「中学の時、箕面に引っ越して・・三中に転校したんです。

秀くんと同じクラスで、すごく良くしてもらって・・」

って、次男の同級生やったんかい^^

まさか、パリの展示会で、箕面市の住民で、次男の同級生と

そのお父様に会うとは!!

人の縁の不思議を、ここパリでも体験。


日本が誇る鉛筆削りの、愛嬌ある漢気社長のこだわりと技と国内外の経験談を

伺いながら、シンプルで単純な商材だからこそ、切れ味という”刃”の本質に

こだわり続けたことが海外での成功につながったと確信した。










Viaggiatore  〜 人 x 旅 x モノ ...& SOTRY

「物語」のあるモノたちに囲まれた 「今より少しだけ”上質な暮らし”」の提案